かの金色の姿は金の階段の上で、あたかも狂える鳥の如く震え、舞い――あたかも知性と魂を吹き込まれた一羽の鳥のように、されど人智の及ばぬ興奮と恐怖に駆り立てられたかのように。一千の世界が見つめていた。
古代の暦法が続いていたなら、これは紀元一三五八二年のことになる。敗北と、失望と、崩壊と、再建とを経て人類は星々に散った。
人類のものならぬ芸術に出会ったショックから、人間のものならぬ舞踏に直面して、人類は見事に美学的努力を傾注しあらゆる世界の舞台へと飛び立った。
金色の階は人目を惹いた。網膜を持つ目もあった。円錐状結晶体を持…
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