トップページ > 青空文庫占い:結果

「坊ちゃん、いくつ?」
通りがかりの老紳士が問いかけると、
「四つ」
砂いじりに夢中になっていた男の子が答えた。
「名前は何ていうの」
「ジャン」
「苗字は?」
「ジャン」
「それだけじゃ、わからないね」老紳士は
「僕、ジャンていうのよ」
と子供は無邪気に紳士の顔を見あげた。
そのとき、
「この子はジャンという名前でございますの。苗字はございません」
言葉の調子が悲しそうで、何となく愁いに
老紳士は気の毒になって、ちょっと帽子をあげて
https://www.aozora.gr.jp/cards/000326/card59621.html
処理時間:0.52099680900573730469秒
データ取得試行回数:1回 ブロック判定︰0回 ルビ判定︰1回