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青空文庫占い:結果

古来、人々は悩みがあると、四つ辻に立ち、聞こえてくる言葉で物事を占いました。これを『辻占』と言います。

青空文庫占い

作品名:

二つの答

作者:

岸田 国士

書き出し:



 仏蘭西の演劇聯盟乃至劇研究団体について何か書けといふ御註文ですが、御承知の通り、仏蘭西人は、頗る社交的ソシアブルであると同時に、極めて自立的アンデパンダンで、社会的ソシエテ交際は盛んであるが、組織的団体アツソシアシヨンを作ることはあまり好まない。大きな欠点とも云へるでせうが、そこにまた、民族的文化の特質があると思ひます。
 大阪演劇聯盟の組織や事業については、僕はまだよく研究してをりませんが、これに類するものが、独逸や亜米利加に――従つて日本に発達する可能を以てをることも亦民族的特質――従つて欠陥の半面を語るやうに思へます。
 僕は滞仏中、劇場はもとより、色々な芸術的団体に接近する機会も少くありませんでしたが、少数の「先駆芸術団体」を除いては、一般公衆の、言ひ換へれば、素人アマトウールの「芸術研究団体」といふものがあるのを聞きませんでした。所謂素人劇団は沢山あります。然しそれは、所謂劇壇なるものと全く没交渉で、金などを取れば、それこそ人が見には行きません。
 それならば、公衆は演劇鑑賞の標準を何によつて定めるかと云へば、たゞ個人的趣味によつてと云…

図書カードURL:

https://www.aozora.gr.jp/cards/001154/card44317.html

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