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青空文庫占い:結果

古来、人々は悩みがあると、四つ辻に立ち、聞こえてくる言葉で物事を占いました。これを『辻占』と言います。

青空文庫占い

作品名:

孝行鶉の話

作者:

宮原 晃一郎

書き出し:



    一

 ある野原の薄藪すすきやぶの中に、母と子との二匹のうづらが巣を構へてをりました。母鶉はもう年よりなので羽が弱くて、少し遠いところには飛んで行くことが出来ませんでした。ですから巣から余り遠くないところで、小さな虫を捕つたり、あはの穂を拾つたりして、少しづゝをあつめてをりました。子鶉は至つて親孝行で、毎日朝早くから巣を飛び出して、遠くへ餌をあさりに出かけ、夕方になつて帰つて参ります。そしていろ/\おいしいものを持つて来てはおつ母さんの鶉にべさしてをりました。
 さうするうちに秋も更けて、丁度中頃なかごろになりましたから、冬の間に喰べるものをたくはへなくてはなりません。そこである日天気もいゝので、近くの野をうたひながら、あちこち飛びまはつてをりました。鶉の声といふものはもと/\晴々として大へん威勢のいゝも…

図書カードURL:

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