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青空文庫占い:結果

古来、人々は悩みがあると、四つ辻に立ち、聞こえてくる言葉で物事を占いました。これを『辻占』と言います。

青空文庫占い

作品名:

大正女流俳句の近代的特色

作者:

杉田 久女

書き出し:



     前期雑詠時代

 大正初期のホトトギス雑詠に於ける婦人俳句は、女らしい情緒の句が大部分であったが、大正七年頃より俄然、純客観写生にめざめ来り、幾多の女流を輩出して近代的特色ある写生句をうむに到った。実に大正初期雑詠時代は元禄以来の婦人俳句が伝統から一歩、写生へ突出した転換期である。

     一 近代生活思想をよめる句

 (1)[#「(1)」は縦中横] 近代生活をよめる句
 凡そ現代人ほど生活を愛し、生活に興味をもつ者は無い。昔の俳句にも接木とか麦蒔とか人事句は沢山あるが、夫等それらは人間を配合した季題の面白味を主としたもので、之に反し近代的な日常生活を中心におき、其真を把握する事に努力して、季感は副の感がある。

(イ)[#「(イ)」は縦中横]電燈に笠の紫布垂れ朝寝かな   かな女
(ロ)[#「(ロ)」は縦中横]旅にえし消息のはし猫初産   より江

 (イ)[#「(イ)」は縦中横]は電灯に紫の覆絹をかけて朝寝を享楽する現代人の句である。(ロ)

図書カードURL:

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